ごろぉと千味

何を思ったか、ごろぉのお母さん、こんなガムを買ってきました。









表には、どこかで誰かが体験した、怖い話を集めました…と書いてあり、裏には、※怖い話が苦手な人は、お友達や大人の人と一緒に読んでね。と書いてありました。






コーラ味のガムに、怪談話が書かれた紙が入っています。







では、怪談話をしますね。




『自転車の後部座席』

霊感の強い男の子がいました。
男の子が住むマンションに友達が遊びに来ていましたが、友達が帰る時間になりました。

｢じゃあね｣と手を振って友達が玄関から出て行った時、男の子は胸騒ぎがしました。


このまま帰してしまうと、友達が事故にあうのではないかという気持ちになったのです。

心配になってマンションの窓から、自転車置き場を見下ろしました。
マンションの下では、友達が自転車に乗って、ころから走りだそうとしているところでした。

そこで、男の子は見てしまったのです。











自転車の後部座席には、見たこともない老婆が乗っているではありませんか。

男の子には、老婆がこの世のものではない存在だということが直感でわかりました。
大声で友達を呼ぼうとしたその時、老婆が男の子の方を見上げて、｢教えたら、おまえを殺す！｣
と叫びました。

その恐ろしさに男の子が言葉を失っていた間に、友達が乗った自転車はどんどん遠ざかって行きました。

その後、友達は事故にあい、命はとりともたものの、大ケガをしたそうです。












と、まぁ子どもだましの怪談話でした(●>з<)


自転車を乗る時は、後部座席に気をつけましょうね！